ご挨拶

 平成27年4月9日 鎌ケ谷市立鎌ケ谷中学校長  河合 峰夫

 平成26年度末定期人事異動により、鎌ケ谷市立第二中学校より鎌ケ谷中学校に着任いたしました河合峰夫です。どうぞよろしくお願いいたします。
 本校では目指す生徒像として「基礎学力の充実、礼節を身につける、気力・体力の増強」の実現を目指しています。一人一人の子どもが学校を出たとき「楽しかった」、翌日の家を出る時は、「今日は頑張るぞ」と、個々の思いや願いがかなえられるように継続的に確かな実践を通し達成に努めて参ります。
最後になりましたが今年度私を含めて19名の新たな教職員が鎌ケ谷中学校に着任しました。明るく元気があり、何よりも鎌中っ子のために頑張ろうという強い情熱があります。保護者や地域の皆様のご理解とご協力をいただきながら、本校の教育活動を充実させていきたいと思います。いろいろとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、皆様から「鎌中で良かった」と言われる学校を目指し一歩一歩進んで参りますので、ご声援お願いいたします。











 鎌ケ谷中学校の概要
◇所 在 地鎌ケ谷市富岡一丁目2番地の1号
◇創   立昭和22年5月10日
◇校   地19,250u
◇校   舎 7,830u
◇屋外運動場11,420u
  
◇学 校 長河合 峰夫 
◇学 級 数 23学級(特別支援学級4学級を含む)
◇生 徒 数 691名(平成27年4月8日現在)
◇教 職 員 65 名 (非常勤講師,市職員等含む)
◇校区小学校鎌ケ谷市立鎌ケ谷小学校
鎌ケ谷市立中部小学校 (一部)
鎌ケ谷市立五本松小学校(一部)
 本校は市のほぼ中央に位置し,創立は教育制度の改革に伴い,昭和22年5月東葛飾郡鎌ケ谷村立鎌ケ谷中学校として開校した。今年5月で,満68歳を迎える。昭和47年に鎌ケ谷市立第二中学校が開校するまで鎌ケ谷で唯一の中学校であり,市内で一番歴史の古い学校である。
 開校当時は,校長以下職員は7名,生徒数227名,学級数7という小規模校であり校舎も木造だった。しかし,その後の生徒数の増加とともに学校規模も大きくなり(最大1485人),校舎も増改築を繰り返し現在の姿に至っている。この間,二中・三中・四中・五中を分離し,他の4校のいずれとも学区が隣接している。
 学区は本校を中心にほぼ2qの圏内にある。商業地区,住宅地区が多くを占めている。ここ数年の開発により,本市の商業地区の中心が新鎌ケ谷駅を中心とした地域に推移しつつあると言われるが,学区内にマンション等の建設も見られ,本校の生徒数は増加傾向にある。











 鎌ケ谷市の概要
 鎌ケ谷の歴史は古く,原始縄文時代に中沢地区に原始人の居住をみるわけであるが,下って字鎌ケ谷の地域は古くから木下街道の宿場町として栄えていた。当時,大部分は荒涼たる原野であり,徳川時代は代々将軍家の狩猟場であったことが記録として残されている。また,幕府の牧場がおかれており,いわゆる小金五牧の上野牧がそれである。明治初年に台地上の牧場が一斉に開拓され,入植の順に番号のついた地名が付けられたが,字初富の地名はその最初の開拓に当たるわけである。
  行政上幾多の変遷を経て,明治22年現在の区域をもって鎌ケ谷村が生まれた。長年にわたり交通の便に恵まれず,したがって文化の交流も少なく,開拓部落の感が強かった。やがて徐々に交通網が整い始め,東京都市の近郊農村として都方面への通勤者も漸増し,文化的にも程度の高まりが感じられるようになった。
  昭和33年4月町制施行,そして,昭和46年には市制施行となる。東武線,新京成線,北総線の沿線,そして東京への通勤圏いう環境のもと人口も増加の一途をたどり,現在の市の人口は10万人を超え,11万人に突入しようとしている。都市化の様相を呈し,そのためかつての田園風景は次第に狭まりつつあるが,市行政は重要産業である梨・ぶどう等の果樹栽培の育成とともに,文化施設の建設や教育施設の整備等,環境づくりに積極的に取り組んでいる。